おはようございます、HALです。
今日は、ペットの腎臓病のお話しをしたいと思います。
というのも、腎臓病は、犬猫のみならず、うさぎやフェレット、インコなどの鳥等
ペットとして飼われるあらゆる動物が、かかることが多い病気で、しかも、
シニアになるほどにその確率が増す、他人事ではない病気でもあるからです。
腎臓は、老廃物や毒素が含まれた体液を尿として体の外に排泄したり、
血液中のミネラルバランスを保ったり、ホルモンを生産する役目もしているのですが、
その腎臓の機能が弱くなると腎臓病と診断され、75%以上失われると慢性腎不全、
10%以下になるとその末期と診断されてしまいます。
慢性の他にも急性があり、これは、他の疾患が原因で併発という形で発症します。
その場合、すぐに処置をしないと生死に関わるのですが、
適切な治療を行うことで、回復する例も多くあります。
けれど、慢性の場合は、進行していくと腎臓の機能が失われて慢性腎不全に
移行し、一度失われた腎臓の機能が回復することはないのです。
そこが、腎臓病の怖いところです。
けれど、末期と診断された場合でも適切な治療を続けることで、
数ヶ月~数年とQOL(生活の質)を保ちながら生活できる例もあります。
初期の段階で、それが発見出来れば、もっと長い間を
愛するペットと過ごすことも可能なのです。
腎臓病の厄介なところは、自覚症状がないままに進行していくことです。
それに加えて、ペットは自覚症状が出てからも苦痛を隠す習性があるため、
発見が遅れることが多々あるのです。
しかし、健康診断等で血液検査をすれば腎臓病は、簡単に判断できます。
血液検査で、bun(尿素窒素)とクレアチニンの値を調べれば分かるからです。
統計によれば、健康診断を積極的に受けているペットは、
まだまだ少ないと言えます。
けれど、少しでも長く健康でいてほしいのであれば、見た目は健康に見えても、
健康診断を年に1度、シニアは2度程度することは必要ではないでしょうか。
また、腎臓の健康のためにも、シニア期に入ってきたら
「コモンジェニパー」を使用して、腎臓の健康を保つこともぜひ、行って欲しいことです。
実は、16歳になる家の猫が慢性腎不全で今、闘病しています。
健康診断で発覚し、それからは療養食と薬の生活に入りました。
現在は、末期に入り、脱水になることを防ぐための皮下点滴(輸液)と
療養食の対症療法(症状を軽減・進行を遅らせるための治療)に移行しています。
こうなると、最期を覚悟しなければならなくなるのですが、
現在のところ、日常生活には支障がない暮らしが出来ているのは、
適切な処置とエッセンスのおかげだと思っています。
※「コモンジェニパー」には、利尿作用もあるため、腎不全と判断された場合には獣医師に相談の上ご使用ください。
最期を覚悟する時期に入ったときに、人とペットの支えになってくれるエッセンスもあります。
「トランジッション(終末のケア)」です。
ペットにはもちろん、飼い主さん家族も一緒に飲むことで、
不安な気持ちを一掃できます。
病気は辛いことですが、エッセンスを活用することで、
少しでも長い間、ペットも家族も穏やかな気持ちで過ごしたいものですね。
現在、闘病中のペットのご家族の皆様も、一緒に頑張っていきましょう!
それでは次回は3月6日、第1火曜日にまたお会いしましょう。
Have a great day!