こんにちは。スピリチュアルセラピストの相川葵です。
どうしてもネガティブな考えから逃れられないという人がいます。
愛されている実感がわかず、人を信用できない。「どうせ」「だって」が口癖となり、人によっては嫉妬や妬みに転化してしまい攻撃的になる場合もあります。
なぜこのようなことをしてしまうのでしょう。
その原因は、育った環境や母親からの愛情不足にあるかもしれません。
母親の愛を求めるインナーチャイルド
「愛情不足」の感覚は、人によって違います。
あってはならないことですが、虐待などで全く愛情を感じず禍根しかないと言う人もいれば、母親の自己満足による過干渉や厳しいしつけなど、「愛情不足」と自覚できない人もいます。
しかし、大人になり母親への感情を自分なりに昇華させたつもりでいても、あるきっかけで「愛されたかった自分」が顔を出します。
愛されていなかったことによる自信のなさから、自分よりも恵まれている人に出会ったときには嫉妬の感情が出たり、そのひとを落とし込んで自分が優位に立とうとしたりしてしまうのです。
また、本当に愛すべき人ができたとき、愛された経験がないため愛情表現がわからず、自分に振り向いてもらうために攻撃する場合もあります。
これらの行動は、インナーチャイルドによる「愛情不足」から引き起こされます。
早めに自分の感情に向き合い、インナーチャイルドを癒す事が必要です。
全ての過去には意味があることを知る
インナーチャイルドを癒す時に効果的なのが、過去にあった辛い出来事のおかげで手に入れた幸せを書き出すワークです。
辛いことが30あったのなら、その辛い出来事の下に手に入れたものを書き出しています。
こうすることで、今の自分に必要な経験であったと知り、人生で起きた通過点として受け入れることができます。
辛い気持ちがフラッシュバックすることなく、「今の自分」を肯定し、過去をも愛することができるのです。
例えば、母親から「長女だから」という理由だけで下の弟や妹と比べられて虐げられたという過去があったとします。
可愛いとモテる人や、恵まれている人への嫉妬や、攻撃したくなる感情に苦しめられることが多いかもしれません。
しかし、ワークを行うことで「比較されたからこそ、頑張って行きたい学校に合格することができた」「外見だけではなく内面を磨くことができた」「人の優しさに感謝することができた」「自分で考えて行動することができる」「人を外見だけで判断しない」など、過去の辛い出来事が自分の長所を作り上げていたことに気づきます。
全ては陰陽の法則であり、人生はトータルでうまく行くようにできているのです。
さらに、自分は唯一無二の存在であると気づき、存在している価値があることがわかるでしょう。
嫉妬や怒りなどのネガティブな感情で時間を無駄にしている暇はなく、そのエネルギーは生まれてきた意味を全うするために使うべきなのです。
インナーチャイルドオイルは、このワークをスムーズにさせる効果があります。
オイルのアロマにゆだねて、自身の心に愛情を注いでみてください。
大きな宇宙の愛が、あなたに注がれていることを体感することができるでしょう。