おはようございます。今日も愛猫の「にゃーにゃー!(ごはんちょうだい!)」攻撃で起こされたHALです。
ペットを飼っていると、貴重な睡眠時間を妨害されることもありますよね。
でも皆さん、かわいいから許す!といった心境ではないでしょうか?(笑)
私も、ペットがフードを食べたりお水を飲んだりしている姿を見るのは、
気持ちよさそうに安心して寝ている姿を見るのと同じくらい好きなので
ついつい愛猫の要求に応えてしまいます(これがエスカレートさせてしまう原因ですね)。
そんな毎日の日課である“ごはんの時間”。
皆さんはどのようなフードを与えていますか?
我が家の場合は持病持ちで老猫(今年16歳になる)ということもありますが、
すぐに体重が減ってしまい、「とにかく食べさせて体重を維持してください」と
言われているため、鳥のササミを茹でたものを与える他、
愛猫が食欲をなくしてフードを食べなくなる度に(同じフードはすぐに飽きてしまうため)、
食べてくれるフードを探す放浪の旅をしています。
それでもやはり、“15歳以上” “毛玉対応” “腎臓サポート” などと書いてあると
それを手に取ることが多いです。
けれど、病気を抱えているペットにとってはそれだけではまだチェックの甘い可能性が
あることも分かってきました。
皆さんは、『家禽ミール』というものをご存知ですか?
これは、特に安価~中堅価格のペットフードに含まれていることの多い材料のひとつです。
家禽(かきん)とは、肉や卵などを使うために飼育している鳥類の総称なのですが、
『家禽ミール』となりますと、食肉用に使われる肉を除いた部分、
すなわちクズ肉であったり、内臓であったり骨であったりという部分を指すことが多いのです。
人の食用にできない部分のクズを集めて加工に回すので、何が入っているのか
不明なことも心配な点です。
その他にも、大豆(大豆ミール含む)や小麦、トウモロコシ(コーングルテンミール含む)等の
穀物が、発酵などの過程を経ずにそのまま使用されていることも心配です。
(※発酵させれば、整腸作用などの利点が生まれます)
○○ミールとあるのは、栄養のある食用部分を取り除いたカスですので、
エサのかさ増しに使われているだけですし、そもそも犬猫などの肉食動物に
穀物は必要のない食材です。
また、穀物アレルギーを持つペットもいますので、中にはフードを食べるだけで
体調を崩す仔もいるでしょう。
・・・こうして書くと、心配を煽るだけになってしまいそうですね。
ということで、補足しておきます。
まず、穀物アレルギーを疑う体調不良などがあれば、動物病院で検査をすれば
すぐに分かりますので、対応したフードに切り替えることができます。
また、家禽ミールは、病死した家禽の肉や動物の血液・糞尿も含まれることがあるため、
雑菌や毒物の宝庫であるかのごとく書いて不安を煽っている記事も見かけますが、
日本で正式なルートで販売されているものは、少なくとも衛生面では心配はないでしょう。
では、一番心配しなければならない点は何なのでしょうか?
それは、かさ増しするために栄養価のないものも使用するため、それを補完するために
ケミカルな栄養素や質の良くない脂分などが配合されていることです。
そうしたものを長く摂取することで、体に影響が出てくることは想像に難くありません。
特に脂分は胆嚢の負担になることも多く、胆石や胆道内圧異常、慢性胆嚢炎などになることも
考えられるのです。
しかし、全てのフードを手作りに変えることや、心配な成分が入っていないフードを
継続して与え続けることは、様々な要因で難しいかもしれません。
そこでフードに不安がある場合、「ローズマリー」を使用することをおすすめしています。
毎日のペットのフード、どうしても“食いつき”の点を重視してしまいがちですが、
ペットの食生活が身体の負担になってしまわないように、見守っていくことも大切ですね。
穀物アレルギーの心配無いワンちゃんであれば、「マクロビワン」もおすすめのペットフードですよ。※https://www.flower-remedy.shop/shopdetail/051000000001/
それでは、次週もまた火曜日にお会いしましょう!
Have a great day!