おはようございます、HALです。
週末は雪が降ったという地域の方も多いのでは
ないでしょうか?
かくいう私の住んでいる地域でも、雪が降りました。
しかも、例年にない大雪で除雪作業が大変。
おかげで未だに筋肉痛が酷い状態です(涙)。
雪はなくても、零度以下になる地域では
路面の凍結などが心配ですので、十分ご注意くださいね。
ところで、氷点下になったり、路面が凍結・もしくは
雪で覆われていたりする時でも、ワンちゃんの日課のお散歩は
予定通りに決行していますか?
また、もしそうした凍てつく日にお散歩に出掛ける場合、
何か対策はしていらっしゃいますか?
ネットで検索をすると、犬は凍傷にはならないという記述を見かけます。
そうした知識から、
「北極圏にも犬はいるし、犬そりなどもあるし、大丈夫なのでは?」と
思っている方もいるかと思います。
けれど、寒さに強いということと、凍傷にならないということとは、
別のこととして考えなければなりません。
タイトルの答えですが、実際には『犬も凍傷になる』というのが正解なのです。
犬は、肉球などの末端と体の中心部との間で、「対向流熱交換」をする
体のしくみを持っているため、足先が冷えてもすぐに温かい血液が巡るように
できています。
そのため、確かに寒さには強いのですが、それでも限度があり、その限度は
犬種や大きさ・年齢・病歴、また、個体ごとによっても異なります。
なので、例え寒さに強いと言われる犬種だとしても、
お散歩に出るのを嫌がる、寒さに震えているなどの動作が見られた場合には、
・犬用の保温性のある服を着せる。
・散歩の時間帯を比較的気温の高い時間帯に変える。
・散歩の時間を短くする。
・路面が凍結している場所の散歩は避ける。
などの対策をおすすめします。
また、外に犬小屋などを設置して通常時は外で飼っているご家庭も
あるかと思います。寒さ対策はされていることと思いますが、
氷点下になったり震えたりしていた場合には、家に入れるなどの対策を
してあげてくださいね。
それでも凍傷になってしまった場合には、すぐに医者で見てもらって
ください。
また、凍傷になった場合には患部を温めてあげるのが有効なのですが、
さすったりマッサージしたりすることは、細胞を損傷してしまうことにも
なりますので厳禁です。ご注意くださいね。
そして、治療することになった場合には、緊急時のケアに役立つ
「アニマル・エマージェンシー・ケア」を併用することも有効ですのでおすすめです。
このエッセンスは、凍傷に限らず病気やケガなどで弱っているときに
使用することで、治療の効果を高める働きもしてくれるものなのです。
益々寒さも厳しさを増していますが、ペットと共に暖かで
笑顔になれる冬をお過ごしくださいね。
それでは、次週もまた火曜日にお会いしましょう!
Have a great day!