セックスや性といったことは、人間として生きていく上で、生殖活動として本能が求める分野であり、性に対する欲望から逃れられないのは、ある意味生き物として当然のことです。
しかし、セックス、性といった分野にトラウマを持っている人は、驚くほど多いのが事実。特に日本人には多くいると言ってよいでしょう。それは、日本という風土の特徴にも理由があります。
日本は奥ゆかしさの文化を育んできました。このため、性に対しては、隠すべきものであるという風潮が主流です。それだけではなく、性を「汚いモノ」、セックスを「やってはいけないこと」と無意識に植え付けられて育つ人がたくさんいます。
もちろん、性的虐待や、幼い頃にいじめっ子の異性からいじめられてしまった……というような経験を持つ人は、(前回の記事『インナーチャイルドメッセージオイルを使ったセッションの方法』でも紹介しました。)もっと強いトラウマを構築している可能性があります。しかし不思議なことに、それが現在の恋愛の障害になっていると気付いていないことは多いのです。
結果としてどうなるかと言いますと、恋愛ができなくなる。恋人を作れなくなる。もし恋人ができても、関係がうまくいかない。ケンカをしたり、望ましくない恋人をつくる。恋愛に対してトラウマを持ってしまい、インナーチャイルドは恋愛に対して、性に対して、罪悪感を覚えるようになるのです。あるいは、女性性に蓋をし、本来の自分の魅力を封印してしまう人もいます。本能的には恋人が欲しい、結婚したいと望んでいるのに、どんなパートナーとも長続きせず、性生活もうまくいかないという悩みを抱えることになります。心当たりのある方も、多いのではないかと思います。
一生に数多くは出会えない、性生活のパートナーを手に入れたいと望んでいるにも関わらず、望むような相手と長続きできないのは苦しいことですよね。
また、こうしたインナーチャイルドの傷は違う方向に現れ、「性生活ができない」のではなく、「浮気」などの望ましくない性の形に現れてくることもあります。恋の相手と結ばれないことや、恋愛ができないことと、誰とでも関係を持ってしまうということは、一見して正反対のことに思えますが、根元を辿ると「インナーチャイルド」という共通した原因を持っていることが、しばしばあるのです。
このようなインナーチャイルドの傷によって、恋愛を阻害されているタイプの人は、その傷を癒してあげない限りいつまでも、同じような壁にぶつかって先に進めないことになります。そのような残念な結果を避けるためにも、恋愛にトラウマができている、毎回同じ壁にぶつかっている……等と心当たりのある方は、是非、インナーチャイルドを癒してあげましょう。
Pheromone(フェロモン)
そもそも彼氏がほしい。異性とスムーズにやりとりしたい、接点が欲しい。そんなお悩みにチカラを貸してくれるのが、インナーチャイルドメッセージオイル「pheromone」です。
この中には、愛の白魔術がたっぷりと込められています。香りに身を浸すだけで、いつの間にか心が愛に満ち溢れ、異性を惹きつけるオーラを身に纏うように変化していく。どうぞ、勇気を出して、「pheromone」の香りを身の周りに置いてみてください。あなたを取り巻く愛の環境が、きっと良い方向へ、良い方向へと動き出します