今回は、ちょっと抽象的なお話です。
皆さんも、「陰陽」という言葉や思想を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
現代のスピリチュアリティの中でも、よく取り上げられる概念ですね。
とはいえ、陰陽の概念は、この世の中のあらゆるものにあてはまると言われていますし、
白か黒かと100%はっきり分けられるものでもなく、
強いて数値化するとして、例えば、
「80%が陽で、20%が陰」「45%が陽で、55%が陰」「37%が陽で、63%が陰」
など、様々な状態があります。
よって、ひとつのブログ記事という形でその全てを説明することは難しいのですが…
その中でも、陰陽思想の根幹にある、大切な部分について触れさせていただきたいと思います。
言葉だけを見てしまうと、
陽が良くて、陰が良くない…という感じのイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
確かに、雨が降り過ぎれば洪水などの災害が起こるでしょう。
しかし、晴れが続き過ぎても、日照りなどで植物が枯れてしまったり、水不足になってしまったりします。
どちらが良い・悪い、善・悪と決められるものではありませんし、
どちらも、必要なものです。
陰陽は相反する性質ではありますが、対立しているわけではないのですね。
どちらが欠けても、どちらも成り立ちません。
そして、陰陽の状態というのは、それぞれのものによって異なるのはもちろん、
たとえ同じものであっても、絶えず流動し、変化しています。
…これと同じような性質のものに、皆さん、覚えがあるのではないでしょうか。
そう、「エネルギー」です。
陰陽もまた、ある種のエネルギーと言えるのかもしれませんね。
同じ空であっても、晴れていたはずなのに突然にわか雨が降ってきたり、
雨が激しく降っていたのがぴったりと止んで、雲間から陽の光が差してきたり、
あるいは、晴れているのに雨が降っている、いわゆる「狐の嫁入り」になることもありますよね。
こうした変化が、万物に当てはまると考えられています。
もちろん、私たち人間の状態も例外ではありません。
ひとりひとり、持っているエネルギーは異なるのと同じように、
ひとりひとり、どのような陰陽の性質を持っているかは、異なるのです。
…とはいえ、陰陽の状態、流れ、変化を意識することで、ある程度、ご自身の意志で整えることも可能です。
例えば、食事のバランスを考えたり、
あるいは、何かに対して「ちょっとやり過ぎてるかな…」と感じたら、一旦止めて別のことをやってみたり…
ちょっとしたことでも、バランスを保つことにつながります。
あるいは、以下のようなアイテムは、浄化に使えるだけではなく、
陰陽の調和の状態を整えるサポートもしてくれますよ。
先ほどもご説明したように、ひとりひとり、陰陽のあり方は異なります。
そして、陰陽がバランス良く調和している理想的な状態が、
具体的にどのような状態なのかというのも、ひとりひとり違うものです。
ぜひ、あなただけの陰陽バランスが何なのか、意識してみてくださいね。