皆さん、おはようございます。すいらです。前回ご紹介したラピスラズリのように、今回も自然のエネルギーアイテムについて触れていきます。
今回のアイテムは、アンバー(琥珀)です。
太古の植物の樹脂から生まれた化石であるアンバー。
よく知られているのは「虫が入っているもの」であり、実際に虫入りのものを持っている方もいらっしゃるかと思います。
(虫入りではないものの)私も2つほど持っていますが、
鉱物からなる鉱石とも、動物性の宝石・貴石(真珠や珊瑚など)や化石とも違う美しさを持っているなと感じています。
ただ、アンバーと人との関わりは、鑑賞する・される関係に留まりません。
かつては様々な症状に対する薬として用いられていた上に、後に薬効のある成分が発見され、
その内のひとつは、アンバーから初めて発見されたことから「コハク酸」と名付けられ、今でも利用されています
(なお、コハク酸は、貝類やアルコール発酵食品などに含まれるうま味成分の一種でもあるため、現在では主に食品産業での利用が多いようです)
そして、パワーストーン(※アンバーは鉱石ではないので、厳密には「ストーン」に分類されるものではないと思いますが、ここでは便宜上この表現を用います)という観点で見た場合でも、
アンバーは、他のパワーストーンとは少し違った性質を帯びていたりするのです。
アンバーは古くから、かつ世界中で、幸福を呼び込むお守り、あるいは厄除けのお守りとして利用されてきました。
「幸運や良い人間関係を引き寄せる」「身に付けた者のエネルギーを補充する」パワーがあるともされていますが、
これらは、アンバーが持つ「こすると静電気を帯びる」性質の影響があるのでしょう。
また、アンバーを触ると、不思議なあたたかさを感じられます。
明らかに鉱石とは異なるので、これはぜひ体感していただきたいところです。
もしお持ちであれば、ひんやりしていると感じることの多い水晶と触り比べてみると、より分かりやすいかと思います。
どこかほっとして、癒やされるような独特な感触も、アンバーが世界中で愛されている理由のひとつなのでしょう。
特にヨーロッパの方では、アンバーの幸福のパワーが重視されていて、
「幸福を贈る」という意味で、大切な人にアンバーを贈る風習があるのだそうです。
それにならって、親しい友人や恋人、家族などに、アンバーをプレゼントしてみるのもいいかもしれませんね。
贈り物にするならば、この2つのような、アクセサリーになっているものがおすすめです。
アンバーのパワーを身近に感じられますし、
身に着けるもののプレゼントは、目に入りやすい分、相手からもらったことを長く覚えているものですから、
結果として「幸福をもらったこと」や、もらったことそのものに対する嬉しさを、相手に思い起こさせてくれるはずですよ。
幸福のプレゼントは、もらった方だけでなく、あげた方の幸福も増幅させてくれます。
幸福のシンボルに想いを託して、あなたも相手も、さらにハッピーになってくださいね!